空腹を習慣にすると体調が良くなる、そんな話を耳にしたのは数年前のことでした。
当時、仕事のストレスや不規則な食生活で体重が増え、疲れやすくなっていた私は、何かを変える必要を感じていました。
「空腹時間を意識するだけで健康になれる」という考えに半信半疑ながらも挑戦してみた結果、思わぬ効果を得ることができました。
本記事では、私が空腹習慣を実践した体験とその効果、実践方法についてお話しします。
空腹習慣を始めたきっかけ
私が空腹を習慣化しようと思ったのは、健康診断の結果がきっかけでした。
コレストロール値が高く、医師からも「食事に気をつけてください」と言われたのです。
しかし、食事を制限するダイエットや極端な断食は続けられる自信がありませんでした。
そんなとき、「16時間断食」という方法を知りました。
一日の中で16時間食事を摂らず、残りの8時間で必要な栄養を摂るというシンプルなルールに惹かれ、まずは一週間試してみることにしました。
実践した方法とその経過
1.16時間断食のスタート
最初に実践したのは、夜8時に夕食を終え、翌日の昼12時まで食事を摂らないという方法です。
朝食を抜くことに最初は抵抗がありましたが、実際にやってみると意外と大丈夫でした。
空腹時には水やお茶を飲み、最初の数日は多少の空腹感に耐える必要がありましたが、3日ほどで慣れました。
2. 間食を控える
空腹を感じる時間を増やすため、仕事中の間食もやめました。
以前はチョコレートやスナック菓子を食べていたのですが、その代わりに素焼きミックスナッツを少量食べるようにしました。
間食が減ったことで、次の食事がより美味しく感じられるようになりました。
3. 夕食の時間を早める
さらに効果を高めるため、寝る3時間前には夕食を終えるようにしました。
これにより、夜中に胃が重くなることがなくなり、朝の目覚めもスッキリするように感じました。
空腹習慣の効果
実践を始めて1ヶ月ほど経つと、次のような変化が現れました。
1. 体重の減少
空腹を意識的に作ることで、自然と摂取カロリーが減り、1ヶ月で2kgほど体重が落ちました。
無理に食事を減らしたわけではなく、体に必要な分だけ食べる習慣が身についた結果だと思います。
2. 集中力の向上
空腹を感じると集中力が落ちるのではないかと思っていましたが、むしろ逆でした。
午前中は胃が空っぽの状態で、頭がクリアになる感覚を得られ、仕事に集中しやすくなりました。
3. 胃腸の調子が良くなる
空腹時間が増えたことで、胃腸がしっかり休めるようになり、便通が改善しました。
また、以前は食べ過ぎると胃もたれを感じることが多かったのですが、それもなくなりました。
4. 疲れにくい体に
空腹習慣を続けるうちに、体が軽く感じられ、疲れにくくなりました。
特に夕方以降の倦怠感が減り、夜の時間も活動的に過ごせるようになりました。
続ける上での工夫
空腹習慣を続ける中で大切なのは、無理をしないことです。
最初は16時間断食がつらく感じることもありましたが、その日は14時間で切り上げるなど、柔軟に調整しました。
また、断食中に水分をしっかり摂ることで、空腹感を和らげる工夫もしました。
さらに、週末は家族と一緒に朝食を楽しむ日を作るなど、ストイックになりすぎないようにしました。
これにより、空腹習慣を生活の一部として無理なく取り入れることができました。
まとめ
空腹を習慣化することで、体調が整い、心身ともに健康的な生活を送れるようになりました。
特別な器具や費用を必要とせず、誰でも簡単に始められるのが魅力です。
ただし、体調やライフスタイルに合わせて無理なく取り組むことが大切です。
私の場合、16時間断食や間食を控えることで、体調の改善を実感しました。
これを機に、自分に合った空腹習慣をぜひ取り入れてみてください。
健康的な日々を送るきっかけになるはずです!
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