無い思考をある思考に変える習慣3選

習慣化

「どうせ自分には○○が無い」「あの人は持っていて羨ましい」「自分には何もないから無理」——こうした“無い思考”に心が支配されること、ありませんか?

私自身、長く“無い”にとらわれて生きてきました。「お金が無い」「才能が無い」「時間が無い」と嘆きながら、前に進むエネルギーを失っていた時期があります。しかしある時から、少しずつ考え方を変えることで、“ある”に気づけるようになりました。そして、生活も気持ちも少しずつ変わっていきました。

今回は、そんな私の実体験も交えながら、「無い思考」を「ある思考」へと変えていくための習慣を3つ紹介します。

「足りない」を数えるのではなく、「今あるもの」に目を向ける

私たちはつい、足りないものばかりに目を向けがちです。

お金が足りない、時間が足りない、愛情が足りない…。

しかし一度、立ち止まって周りを見渡してみてください。

・今日も食べるものがある

雨風をしのげる場所がある

話を聞いてくれる人がいる

歩ける足と見える目がある

これらは、世界の誰もが持っているわけではありません。けれど、私たちはそれを「当たり前」と感じてしまい、「ある」とすら気づかなくなってしまうのです。

おすすめ習慣:感謝日記

毎晩寝る前に、「今日あってよかったもの」を3つ書き出すだけでOKです。

たとえば…

  • 朝のコーヒーが美味しかった
  • 家族が元気だった
  • 今日も雨に降られなかった

小さな「ある」を積み重ねていくことで、「無い」に飲み込まれそうな心が、少しずつ変わっていきます。

「無い」を嘆く時間を「行動」に置き換える

「無い」と考えている時間ほど、エネルギーを消耗するものはありません。

「やる気が無い」「自信が無い」「才能が無い」…と悩んでいても、現実は1ミリも変わりません。

でも、ほんの5分だけでも「あるための行動」をしてみると、不思議と気持ちが動き出します。

たとえば…

  • 「お金が無い」と思ったら、無駄遣いを1つ減らしてみる
  • 「時間が無い」と思ったら、スマホを見る時間を10分だけ短くしてみる
  • 「人脈が無い」と感じたら、ひとりにだけ連絡を取ってみる

行動を通して、自分の中に「できる」が増えると、「ある」に目が向くようになります。

おすすめ習慣:1日1アクション

小さくていいので、「自分にとって意味のある行動」を1日1つ決めて実行する。それが、積み重なると“ある”が形になっていきます。

「比較」ではなく「自分の成長」に目を向ける

SNSやネットの世界では、他人の「成功」や「輝き」が溢れています。

それを見て「自分にはあれが無い」と感じるのも無理はありません。

しかし、他人と自分を比べ続けていては、永遠に“ある”には届きません。

比較するなら、昨日の自分と比べる。

昨日より少し早く起きられた。

先週より少し丁寧に話せた。

1ヶ月前より、少し心が穏やかだった。

そうした小さな「変化」こそが、あなたの中に確実に“ある”ものです。

おすすめ習慣:月イチ振り返り

1ヶ月に一度、自分ができたこと・成長したことを振り返ってみてください。

日記でも、手帳でも、スマホのメモでもOKです。

「無い」が目立つ日々の中にも、「増えている自分」が必ず見えてきます。

まとめ:すべての人に「ある」はある

「無い思考」にとらわれていると、自分には何もないように思えてしまいます。でも、本当はすべての人に“ある”はあるんです。それに気づくかどうか、それだけの違いです。

今回ご紹介した3つの習慣は、どれもシンプルですが、続ければ大きな変化をもたらしてくれます。

  1. 「ある」を見つける感謝の視点
  2. 「無い」と思う前に、1つ動く行動力
  3. 「比較」ではなく「成長」を見る自分軸

この3つを意識することで、あなたの世界はきっと「満ちている」と感じられるようになります。

あなたの中の「ある」が、これからどんどん広がっていきますように。

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